古巣での異邦人

3月11日。今日で丸5年が経ちました。
フランスのテレビでも一分程度触れただけ、風化されつつある現実が目の前にあります。
喉元過ぎれば…
もう2度と同じことが起こらないように 最小限私たちのできる事は 忘れてはならない、ということだと思います。
復興が加速しますように。

******************************
お久しぶりです!
約1ヶ月の日本滞在から戻ってまいりまして、時差が抜けないまま我が家ではミュージシャン達の合宿が始まり、
生粋ヴェジタリアンメニューの1週間をこなしておりました。
022

日本から持ち帰った食材が大活躍。
(なんと23キロのサムソ×3!中身第一位 食材 第2位 本 第3位 おみやげ)
抹茶味のスウィーツで 一息タイムをエンジョイしてもらいました。
019

今回、1年半ぶりの単身帰国でした。
最初の10日間。
んー 時差だけじゃなくて、何かがまだ噛み合ってない。
街に降り立ったとき、人の多さ、ひしめき合うビルの中に存在する無数の店舗を見上げて一瞬飲み込まれそうになりました。
031

20代の時の男の友人たちに会っても なんだかそのペースについていけなくて
完璧のりの悪い人。(^▽^;)
このフランスの田舎のペースと感覚のまま、古巣の東京に飛び込んでしまったらしく
完璧に異邦人でした。
滞在中盤 やっとTOKYOIT(トーキョーイット、フランス人は東京に住む人々をこう呼びます。)の感覚を取り戻してきました。

昔に比べると本当に一時帰国が楽になりました。
フランスに来て最初の数年は 1年に一度の帰国のために日本の携帯電話を確保。
解約後は帰る度 空港で電話をレンタル。
それが 今は“ルーター”があるだけで どこへ電話してもFree!
海外を行き来する友人は 世界のどこでも使えるルーターを携帯していました。
本当に便利な世の中になりましたよね~。
これから先 またどんなサーヴィスがでてくるのか。
どんどん 世界が近くなります。

毎昼夜、とにかくこれが最後なの?というぐらい 友人達に会っておりました。
せっかく帰国して 部屋でひとりでいるのはもったいない。
そのもったいない病に急き立てられながらも、一瞬一瞬充実した時間が過ごせました。
これからもこのマックスな帰国スケジュールをこなし続けていくには 体力と気力が必要。
こんなところに 大きなモチベーションを感じ、毎日鍛え上げていきたいな、と思っています。(今のところ、願望で止まっていますがw)

アロマを生活に取り入れて楽しんでいる私はもうちょっと 精油のことも知りたい。
この機会を有効に使いたかったので お勉強会にも参加させていただきました。
滞在中に重なる講座を、とネットで調べてお邪魔したのですが 大当たりでした。
上から目線でない語り口調に、楽しんで沢山持って帰ってもらおう、
という出し惜しみのない講義。
太田さん著の、精油を擬人化してのお話は大変興味深かったので 一冊購入してまいりました。
017

全てを記すのは不可能なので、日本で一番トリュフを輸入しているレストラン、
マルゴット エ バンチャーレのひとこまを。
027

西麻布にあるこのレストラン、
まるごとトリュフをお客様におだしするのでこの名前(マルゴット)がつけられたそうですが、
関西人オーナーの駄洒落も 美しくまとまっています。
その夜 いただいたトリュフは私の住むペリゴール地方からのもの。
034
別便でやってきた彼らに 心の中で愛郷の意を示していました。
このソワレを仕切ってくださったミスターF。
なんとお土産に 息子と娘の似顔絵のはいったサブレを。
しかも 手作りですよ!手作り。

033

032
(彼らの好きなキャラクター、ドラえもんとウルトラマンも一緒!)
どれだけ 心が篭ってそのために 時間を費やしてくださったことでしょう。
感謝の気持ちが ふつふつこみ上げてきます。

滞在中に展示期間中であった村上隆氏の森美術館でのexhibitionにも伺うことができました。
今回は宗教がテーマ。
釈迦の教えを広めた500人の弟子である聖人たち、五百羅漢や死の淵を覗き込む獅子など百数点。
025
日本中の美大生200名を募って準備がすすめられたという、まさに“圧巻”がぴったりくる日本を代表するアーティストの作品展でした。
024

後半、母とゆっくり温泉に出掛ける時間ももてました。
021

そろそろ、母と子の役割りが反転しなきゃいけない年頃なのに
まだまだおんぶに抱っこな私。
頼もしい母の姿を尊敬と感謝の念で見つめていました。
また 元気でフランスという国で生きていくエネルギーをチャージできました。

3月も半ば、一年の4分の1が過ぎようとしていますが、
焦る気持ちもなく冷静に一歩一歩と余裕が持てるようになったのは、
やはり結果よりもその道すじが大事だということを実感できるようになったからでしょうか。
日常がどんなに幸せの宝庫なのか、やはりその気付きは大きいです!
018

2 Responses to “古巣での異邦人”

  • N:

    楽しい帰国になってよかったですね!。きっと出発まで盛り沢山だった反動かな?
    私もたまに、状況と無関係にノリの悪い時があるので、大事な人と会う時はいつも警戒してますが(笑)なんとかなってますw
    森美術館はいいですよね。温泉?の風景はすごいですね、絵のよう♪
    英語でも正式には New Yorker などに対して Tokyoite トウキョアイト(キョにアクセント)というけど、あまり聞かないので言うと一目置かれますw
    ルーターの電話って、普通の電話からも掛けて来られるんですか?(詳しく教えてw)そのためにいつも携帯レンタルしてるんです(某A社で帰るとタダで借りられるのも大きいw
    一年の4分の1が過ぎようと < えー?焦るぅ!(爆)
    幸せの宝庫の(普通より盛り沢山なw)日常、お互いエンジョイしましょうね!

  • admin:

    Nさん

     切り替えに時間かかりましたー、今回。
     コミュニケーション力は高い方だと思うので、どう リアクションしたらいいの?なんて 心の中で呟いたことないんですが、
     20年ぶりに会った友人男子の前で こんなことが起こり得るなんて!
     Nさんとお会いするときは そんなことないと確信してます。だって、ここ十年のいろいろを一番知っててくださるのは旦那様の次は
     Nさんだと思いますから。
     お会いしたときは まず乾杯しましょう。笑
     
     田舎の風景、何気に撮ったのですが、後で見てみて私も 絵のよう!と、いつものひとり感嘆。笑

     >ルーターの電話って、普通の電話からも掛けて来られるんですか?
     かけてもらうには やはりwifi環境を使っていただかないといけません。。。(ご両親が ネットサーヴィスを使われないとか?)
     日本にいる間だけ母のルーターを借りて、電話はフランスで使ってるモバイルで対応してます。スカイプ(10ユーロ毎クレジットしておくとスカイプで話せない普通の番号にも自分からはかけられますし♪)とか、ライン電話、FBのメッセンジャーで連絡。私の場合 これで事足りてしまっています。。。

     >一年の4分の1が過ぎようと < えー?焦るぅ!(爆)
     釣られて焦る私(爆)ブレまくりですw

     何はともあれ、日常、「今ここ」をエンジョイしましょうね♡

     
     

Leave a Reply

Register Please
favourite links

DEEP FOREST
www.deep-forest.fr

MIKA's NEW YORK BLOG
http://ny-blog.org

Translator
    Translate from:

    Translate to:

Shopping Cart

Your shopping cart is empty
Visit the shop

Rss Feed Facebook button